大気汚染対策
  • 大気汚染防止法に該当するばい煙発生施設ではありません。
  • ばいじん等の投入からリサイクル改良土の環境影響への配慮の内容(法規制への対応や自主的な取組など)製造まで熱処理工程が無く、また完全な屋内工程であり、さらに完成品の引渡も屋内にトラックが搬入して行い、粉塵の飛散を防止します。
  • 上屋内で多少なりとも発生する粉塵や清掃により掻き集められた粉塵は上屋内の床に設置する集水桝に集め、バキュームにて汲み上げ再度リサイクル処理を行い、外部に漏出することをできる限り抑制いたします。
  • 見学した他社の製品に比べ、リサイクル改良土は大きな造粒であり、粉塵等の発生を極力抑えた完成品となるように配合を調整しています。
騒音対策
  • 当該地域は騒音規制法による規制第3種で設備騒音は基準値(50~65db)以内となっており基準内となっていますが、さらにプラント設備や集塵機等は全て屋内設置としており騒音を更に抑制しています。
  • コンプレッサーは下屋内部に設置し騒音や振動を抑制しますが、定格出力が7.5kw以上の為届出を行います。
振動対策
  • 当該地域は振動規制法による規制第2種ですが、設備振動は基準値(60~65db)以内となっています。
  • また屋内でタイヤショベルにより半製品の撹拌等を行いますが、大きな振動となるような作業では無く、またコンクリート壁腰高を2.5mとしていますので振動等は十分に吸収できます。
悪臭対策
  • 当該地域は悪臭防止法による規制A地区であり、産業廃棄物処理場として対象事業場ですが、特定悪臭物質はプラント工程に於いて一切使用しておらず、また熱処理等も行いませんので、環境を害するような悪臭は発生いたしません。
水質汚染対策
  • 当該処理施設は水質汚濁防止法に定める特定施設には該当しません。
  • また上屋内で多少なりとも発生した粉塵は上屋内に設置する集水桝に集めバキュームにて汲み上げ再度リサイクル処理を行い下水等への流出は防止しています。
地下水汚染対策
  • 前記の通りプラント屋内の粉塵は基本的に外部に漏出せず、再度リサイクル処理を行いますので、地下への浸透等はありません。
その他の対策
  • 当該ばいじん処理施設に於いて製品化される改良土は造粒径が大きく、粉塵が少ないため幅広い用途が見込まれます。また試験品で成分溶出試験等も行い環境に影響の無い商品という結果を得ています。
  • 当該ばいじん処理施設の建設と同時に構内のアスファルト工事を行い大型車両の出入りによる構内粉塵等の抑制に努めます。
製品の安全基準と分析
  • リサイクル改良土については、1,000m3に1回溶出試験(10項目)を実施致します。 また、年2回 環境告示第46号による(28項目)の検査及びダイオキシン検査、含有試験(9項目)を実施致します。