ユニ・ソイルとは?

「ユニ・ソイル」とは、建設汚泥などの無機性汚泥から再生したリサイクル製品の名称(商標)です。

汚泥はセメント系固化材と高分子吸収材を主成分とする『特殊固化材』を加えて混合することで、改良土に生まれ変わります。この改良土は様々な用途に活用できる強度を持ち、降雨などにより再び泥に戻ることはない為、全国各地の現場等で幅広くご利用頂いております。また、リサイクル品であるため『無機性建設汚泥の再資源化の実現』や『自然材の利用抑制』 『環境保全』などに寄与することができます。

ユニ・ソイルは北海道認定リサイクル製品です

北海道リサイクル製品認定制度は、道内で発生した循環資源を利用し、道内で製造された一定の基準を満たすリサイクル製品を北海道が認定し、PRを行うなどしてリサイクル製品の利用を促進する制度です。
この制度は、循環資源の適正な循環的利用・廃棄物の減量化を促進し、道民や事業者の方々とともに循環型社会の形成を進めていこうとするものです。

当社の開発した「ユニ・ソイル」も、2009年2月に正式に認定を受けました。

北海道認定リサイクル製品 マーク

ユニ・ソイルの3つの特長

  1. 様々な用途に活用できる強度が得られる

    特殊高分子吸収材により泥の水分を吸収します。これにより細かい泥の粒子が集結し、砂や土ほどの大きさの粒子を形成します。そしてセメント系材料により更に強度を発現します。この2段階の強度発現により、短期間で土木資材として活用できる強度が得られます。

  2. 雨などの外的要因により再び泥に戻らないこと

    ユニ・ソイルはコンステンシー特性により『水分を多量に含んでも液体状にならない』『攪拌やこね返しによる強度変化が少ない』という2つの特性を持っております。これにより、雨などの外的要因によって再泥化することはありません。

  3. 環境に負荷がなく安全なこと

    ユニ・ソイルは環境省告示第46号『土壌の汚染に関する環境基準』の27項目すべてクリアする環境負荷のない安全な材料を使用しております。日々のコーン指数測定により強度管理を行います。また、定期的に認定分析機関にて環境省告示第46号に基づく試験を実施し安全管理を行っております。

利用用途

盛土材、埋め戻し材が一般的ですが、築堤材・路床材に活用することも可能であり、実績を上げております。また、雑草生育抑制剤の主原料としても利用しております。

改良土ユニ・ソイル利用事例01

新千歳空港誘導路外新設工事

改良土ユニ・ソイル利用事例02

雑草抑制主材施工工事

改良土ユニ・ソイル利用事例03

安平川築堤道路工事

販売価格表(平成29年4月現在)※参考価格

ユニ・ソイル数量 料金 備考
1m3 ~ 50m3 550円/m3 苫小牧・石狩より保管場渡しとなります。
50m3 ~ 200m3 500円/m3 苫小牧・石狩より保管場渡しとなります。
200m3 ~ 500m3 400円/m3 苫小牧・石狩より保管場渡しとなります。
500m3 ~ 1,000m3 300円/m3 苫小牧・石狩より保管場渡しとなります。
1,000m3 200円/m3 苫小牧・石狩より保管場渡しとなります。
  • 土砂運搬料金は別途となりますので、ご相談願います。