これからのレンタル業の可能性を考えています

代表取締役社長 片桐 大 代表取締役社長 片桐 大

お客様にとって、レンタルのメリットは、商品を購入した場合に伴う投資リスクや商品管理に掛かるコストからの解放にあります。お客様は、使用する期間のみの料金を支払うことでこれらのリスクを回避します。一方レンタル業者は、複数の取引先へ複数回貸出すことで収益を確保します。つまり相互にメリットを享受できるバランスの基でレンタルという仕組みは成立しています。

ところがバブル崩壊後は、顧客の市場動向次第で、不稼働という投資リスクをレンタル業者が負わなくてはならないことを実感致しました。これは商品のみをレンタルしている限界であり、本当の価値サービスとしてのレンタルの可能性を展開できていないことに起因していると考えます。

商品としてのレンタル価値は、顧客満足のほんの一側面に過ぎません。真にお客様の満足を引き出すには、お客様が何を目的としてレンタル商品を利用するのか、目的到達の手段としてレンタルをどのように使うのか、を考えて「人と商品とシステムが一体となったサービス」をお客様に提供しなくてはなりません。

更にレンタル品を利用しなくてもお客様が目的到達できるようなホスピタリティーを提供し、お客様から私たちの価値を評価してもらえる、そのような企業のあり方を目指して、邁進して行きたいと考えています。