DX経営ビジョン

私たち片桐企業グループは、お客様、地域社会、そして未来のために、DXで持続的な成長と社会価値の創出に尽力してまいります。

最新のデジタル技術がもたらす社会やビジネスへの影響について

新型コロナウイルスの影響により、企業の設備投資意欲の低下や経営環境の不安定化など、さまざまな経済的課題が顕在化いたしました。さらに、少子高齢化に伴う深刻な人手不足、人件費や原材料費の高騰といった社会的課題も加わり、企業を取り巻く環境は一段と厳しさを増しています。こうした変化の激しい時代において、ビジネスの主流となりつつあるのが「サブスクリプションモデル」です。従来の“所有する価値”から、“必要な時に必要な分だけ使う”という利用型の価値観へとシフトが進み、消費行動そのものが大きく変化しています。当社が展開する総合レンタル事業は、まさにこの潮流に寄り添い、お客様の柔軟な事業運営を支援するサービスとして発展してまいりました。しかし、企業が持続的に成長・発展していくためには、こうしたレンタルサービスの提供に加え、セキュアなインフラ環境の整備や、最新のデジタル技術を活用した新たなビジネスモデルの創出が不可欠であると考えています。従来の枠組みにとらわれることなく、変化に柔軟かつ迅速に対応する姿勢こそが、さらなる顧客満足度の向上につながる最も重要な取り組みです。私たちはこの変革の時代を前向きに捉え、これからもお客様とともに持続可能な未来を築いてまいります。

DX経営ビジョン・企業使命について

私たち片桐企業グループは、お客様と共に“価値”を共有し、人・商品・システムが一体となったシェアサービスを推進することを使命として歩んでまいりました。当社では、リデュース・リユース・リサイクルに“レンタル”を加えた独自の「KATAGIRI 4R」を掲げ、地球環境の保全と循環型社会の実現に取り組んでいます。資源を無駄にしない持続可能な仕組みづくり(SDGs)を通じ、より豊かで安心できる社会の創造に貢献していくことが、私たちの変わらぬ想いです。

また、北海道に根差す企業として、市町村や民間企業との災害協定の締結、北海道コンサドーレ札幌・レバンガ北海道をはじめとした道内スポーツ団体とのパートナーシップなど、地域社会と共に歩む取り組みを継続してまいりました。こうした地域貢献活動は、当社の重要な使命のひとつです。

さらに、デジタル技術を活用したDX推進は、当社の多様な取り組みを支える不可欠な基盤であると考えております。当社のビジネスアプリケーションプラットフォームに蓄積された顧客情報や売上推移などの各種データを分析し、ビジネスモデルや組織風土の変革を進めることで、高品質な商品・サービスを継続的に提供し、お客様満足度の一層の向上を図ってまいります。また、社内のDX推進にとどまらず、ドローンを活用した測量・データ解析・点検、デジタルサイネージによる広告マーケティングなど、お客様の事業課題に寄り添った「お客様DX」の支援にも注力しております。これまで数多くの建設現場やイベント会場で培ってきた知見を最大限に活かし、“レンタル”と“DX”を融合した新たな価値創造に果敢に挑戦し、次世代事業への展開を力強く推進してまいります。

これからも片桐企業グループは、お客様、地域社会、そして未来のために、持続的な成長と社会価値の創出に尽力してまいります。

代表取締役社長 片桐 大